ニコチンはタバコに含まれている成分ということで、私たちにとってはとても身近な成分です。
ニコチンが身体に余りよくないということは多くの人が知っていることですが、ニコチンの毒素についてはあまり知られていないのでここで少しまとめてみます。
ニコチンはヘビースモーカーの人がタバコがやめられなくなる、タバコをすわないとイライラするといった禁断症状が出るために麻薬の一種なのですが、それ以上に毒性が極めて強いため、麻薬ではなく毒物および劇物取締法によって毒物に指定されています。
よく知られている物質でありながらニコチンの毒性はとても強く、ヘロインの100倍程度あり、あの青酸カリにもひってきする毒性を持っています。
大人の男性でもタバコ2~3本程度のニコチン(40~60ミリグラム)を服用すると急性中毒で死に至るとされています。
ニコチン中毒の多くは乳幼児による誤飲が主な原因とされています。
しかし、ニコチンは胃液の酸性のためにニコチンの吸収が悪いためその毒性の割に症状が重くなることはありませんが、水に溶け出すと吸収が早まり、症状も重くなります。
従ってタバコを誤飲したときに水などを飲ませて吐き出させるのは実は大変危険だということがいえます。